初めてのおつかいの旅Ver. 「ブレイブジャーニー」 ―子どもが自ら旅を企画し、挑戦する“ひとり旅”体験―

 

にじいろスポーツアカデミー(代表:筒井)は、小学生を対象とした特別イベント「ブレイブジャーニー」を考案しました。

本イベントは、近年注目される「問題解決能力」や「自己肯定感の向上」「自立心の育成」をテーマに、子どもたちが自ら旅の目的やゴールを決め、自分の力で目的地へ向かい、スタート地点へ戻る“ひとり旅”に挑戦するプログラムです。

 

「ブレイブジャーニー」とは?

「ブレイブジャーニー」は、ただの野外イベントではなく、子どもが自ら考え、計画し、実行することで成長を促す革新的なプログラムです。まるで“初めてのおつかい”のように、一人で旅をする体験を通じて、

  • 自己決定力の向上(自分で計画し、行動する力)
  • 問題解決能力の強化(道中の困難を乗り越える経験)
  • コミュニケーション力の育成(助けが必要なときに周囲と関わる) を目指します。

👉ブレイブジャーニーの様子はこちら

 

子どもは、自分の行きたい場所を決め、どんなルートで向かうのかを考え、にじいろスタッフの見守りのもとで、実際に自分の力で旅をします。最後は、自力でスタート地点へ戻ることで達成感を得ることができます。

 

【NIJIIRO代表:筒井氏の想い】

1人でなにかを始めることは誰だって怖い。

何かを成し遂げる人たちも、ゆくゆくは仲間を集めていくが、最初は1人で進めることがほとんど。

右も左も分からない状態から、様々なことに触れ、たくさん考えることで道を切り開いていくと私自身感じています。

その経験を疑似体験できるのが「一人旅

一人旅なら、わくわく感も入り混じるため、自ら挑戦しやすく心が強く育ちます。

「知らない事や場所」を「知っている事、場所に変えていく事」は、子ども達の知見や行動範囲を広げ、心の成長に大きく貢献してくれるだけでなく、自ら考え、答えを出していく事が求められる現代日本において、必要なスキルだと考えています。

 

【プランナーのゴリ先生】

「ブレイブジャーニー」のプランニングを担当するのは、子ども一人ひとりに寄り添い、その子の個性や成長段階に応じた旅の企画を行う“ゴリ先生”こと中島氏。そんな彼に、こちらの旅の裏側を聞いてみました。

 

👉ブレイブジャーニー【小学生2年生 羽田空港への一人旅編】

 

①初めて会った時の印象はどうでしたか?
初めて参加してくれたイベントは山登りのイベントでした。
初めての参加、初めての友達、初めての先生達がいる中でも、しっかりと目を見て挨拶ができて、ご家庭で素敵な教育を受けている子だなという印象でした。

 

②旅を通してどんな風に成長しましたか??
初めての参加から、彼は自分のことは自分でできるし、大人に対しても礼儀よく接してくれるお子様でした。ただ、他のお子様に対して話しかけたり、他人に対してサポートしてあげたりはまだ経験していない状態でした。言わば他人に矢印が向いていない状態でした。
そこで、彼が他人に矢印を向けられるようにイベント中にリーダー役を任せたり、幼児のお子様とペアを組ませたりしました。彼は責任感が強い子なので、自分に任された役割や仕事は必ずやり遂げようとしてくれました。ただ、リーダー役のような大勢の前に立つ経験がなかった彼は、うまく人に伝えられなかったり、周りをサポートできなかったりする時もありました。
その度にスタッフからフィードバックをもらい、改善をしようと努力できていました。
そのが努力の結果、今では複数の人に対してものを伝えたり、サポートができるようになりました。

 

③なぜ、挑戦させようと思ったのですか?

出会った時からとても「良い子」であり、我々が何かを伝えなくても、今後卒なく生きていけそうな子ではありました。大人からの評価の高い子ほど、大人の評価を気にして失敗することを恐れる。その結果、安全策しか取らなくなってしまう傾向があります。だからこそ彼には壁にぶつかって、心が折れたり、自分の無力感を感じたりして欲しいと思いました。それと同時に、少し高い壁を設定しても彼は諦めずに乗り越えてくれるだろうという確信もあり挑戦させました。

 

④イベント企画の裏側を教えて下さい!

イベント企画する上で行なっているのは、子どもとのMTG・保護者様とのMTGです。これは別々で行なっています。
まず、この旅の主役は参加をするお子様です。そのため、参加するお子様に、「興味のあること」「行ってみたい場所」などをヒアリングしていきます。旅というものには不安がつきものです。しかし、いきたい場所があるから不安を乗り越えられると思います。この気持ちには大人も子どもも関係ありません。
そして、次に行うのは保護者様とのMTGです。
我々スタッフも参加するお子様のことは理解しているつもりです。しかし、それはイベント中や体操教室の中での側面しか見えておりません。子ども達には家や学校ではまた違った姿をみせており、我々に見せていない姿が必ずあります。これもまた大人が家庭や職場、友人に対して見せる姿が違うのと同じです。
だからこそ、保護者の方から見たお子様と我々から見たお子様の姿を共有することで、その子の本質が見えてきたり設定するべき壁が見えてきたりします。

今回はお子様側からは「海外に興味がある。」こと、そもそも「一人で出掛けてみたい。」という気持ちがありました。保護者様からは「英語が話せるようになりたいという原体験をしてほしい」「家族で海外旅行に行くときにただ連れて行かれるのではなく、興味を持っていけるようになってほしい」とのご希望があり、それらを踏まえた企画にいたしました。

 

⑤イベントを終えてみて感じた事はありますか?

今回は、過去1番と言っていいほど、難しい内容にしました。その理由は先述したように、壁にぶつかり、無力感を感じてほしいと思ったからです。ですが、結果としてはこちらが想定していた壁は容易く超えられ、彼の中の大きな大きな力を見せつけられました。とは言え、もちろん全てがうまくいったわけではありませんでした。今回の内容では、「外国人の方に英語でインタビューをする」という内容を入れておりました。彼は事前準備として、英語でのインタビューを練習していました。しかし、インタビューは質問をした上で回答を聞かなければいけません。彼は質問はできても聞き取ることができなかったのです。そこで、聞き取れていないのであればインタビューをしたことにならないと伝えました。すると、彼はそれまでスムーズに話しかけていたのが止まり、壁にぶつかりました。企画した身としては、この後どう乗り越えるのかを注視していました。できずに諦めて帰路に着くこともできる、ただ立ち尽くして時間だけがすぎてタイムアップを待つこともできる。様々な選択肢がある中で、彼は諦めずにトライすることを選びました。その結果、回答も聞き取ることができ、企画を成功させました。
諦めても何も言われない、何か損することもない。そんな中で逃げずに再挑戦をして、壁を乗り越えたことはとても自信になったはずです。
この成功体験を通して、ご家族で海外旅行に行ったときも自ら現地の人に英語で質問して問題を解決したり、話しかけられたときも自信満々で答えていた姿を保護者の方から動画でいただきました。インタビューをやり直す。これだけ聞くと何ともないこともかもしれませんが、今回の挑戦の中でのこの行動は、彼の中の大きな自信に繋がったと感じます。

 

 

一人旅の一部始終は、後日編集をしたのち、親子にDVDとしてプレゼントしています。

子どもの成長の記録を残せるのも、ブレイブジャーニーの大きな魅力のひとつです。

 

注目の背景:習い事市場の変化

近年、子どもの習い事市場では、「考える力」「自立心」を育むプログラムが注目を集めています。特に、都市部では教育に力を入れる層が年々増えており、

  • 自己肯定感を高めるプログラムの人気
  • “教わる”から“体験する”習い事へのシフト
  • 問題解決能力を育てる教育の重要性

と言った流れが加速しており、「ブレイブジャーニー」は、こうした社会的ニーズに応える新しい試みです。

 

本イベントを通じて、子どもたちが「自ら考え、行動する力」を育むことを目指しています。ぜひ、にじいろスポーツアカデミーの「ブレイブジャーニー」にご注目ください。

 

【お問い合わせ先】

にじいろスポーツアカデミー 広報担当:齋藤

TEL:03-6403-3592

Email:info@nijiiro-sports.com

公式HP:https://nijiiro-sports.com

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